公衆電話の怪

今日こんなことがあった。
バイトの休憩中、外の喫煙スペースでゆっくりタバコでも吸って休もうと思ってベンチに座った途端・・・・・・・

「ジリリリリリリーン」「ジリリリリリーン」

ベンチのそばにあった公衆電話が突然鳴り出した。


あたりに人はおらず、自分ひとりだけ。
(出ようか・・・・出まいか・・・・)瞬間考えて・・・・・・「よし、出てみよう」

その時


「ジリリリリリーン・・・リーン」



まるで僕の対応の遅さに悪態をつく様な、最後のひと鳴きを残し、公衆電話は沈黙した。再びあたりに静けさが戻り、夕暮れの薄暗い中僕だけが残された。


他愛のない出来事だったけど、何故だか不思議な出来事のように思えた。
きっと、ただの間違い電話がほんとのオチなんだろうけど、あの瞬間、電話がけたたましく鳴った瞬間に、僕が感じたのは「恐怖」だった。
辺りの薄暗さや、静けさのせいもあるけど、公衆電話が突然鳴り出すなんて認識ないから、突然にそのシチュエーションが訪れると、なんとも不気味に思えてくるんだなあ、となんか感心してしまった。

人間は「不可解なもの」や「未知のもの」を怖がるってのは本当だ。身をもって感じた。
(出ようか、出まいか)躊躇した時、自分で自分を安心させるかのように「きっと間違い電話だよ」って、本能的に思った。不可解な状況に佇むのを嫌い、できるだけ説得力があってそう思っておけばひとまず安心て答えを瞬時に手繰り寄せた感じ?
きっと心の防衛機能の作用なんだろうけど・・・・

それにしても、人間の認識って結構限定されてるもんなんだな~。このケースだって、もしも公衆電話は勝手に鳴るもんだって認識があればきっと「ああ、また鳴ってら」くらいの事で済んでしまうだろう。

人の記憶の曖昧さや、こういった認識の身勝手さ(?うまく言えない)を巧みに突っついていったら、なんかすごいスリルのあるお話ができあがりそうだな~。

タバコ吸いながら、ヒッチコックの有名なシャワーのシーン(「サイコ」)のことを思い出して考えてたら、バイトの休憩時間オーバーしちゃった。
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by marusun1224 | 2005-11-10 23:35 | ぼちぼち日記
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