3D映画のプロトタイプかい?

いきなり問いかけてみたわけですが・・・・・

今回の小旅行で、カールステン・ニコライさんシンクロンなるものを見てきました。

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コイツコイツ。これが「syn chron」。
なんだか、いかにもゲイジュツ感のほとばしるデザインでしょ?

はたしてコレはなんなのか?

未体験ゾーンに足を踏み入れる時、ひとは興奮を禁じえないものであらう。
さうした体験をよりリアルに感じ取るには余計な予備知識などいらぬものだ!
そうココロに決めて、NO知識で会場に行ってみました。

(全くまとまりのない感想記ですのでご容赦ください)




暗~い部屋に、たたずむシンクロン。
おお、光ってる。
写真で見るよりもっとでかい。ぼけっと見てたらなんだか宇宙船のカプセルみたいだ。
多面体のそのフォルムがあまりにも見慣れない感じ、しかし不思議と違和感は感じない。

なにやら表面に文様を浮かび上がらせ、様々に光がカタチをつくっていく。
よく聴いてみれば、なにやら音もなっているようだ・・・・・
興味をひかれ、ヤツに近づいてみる。

おお、鳴ってる鳴ってる。
どうやら、中では音が鳴るようになってて、しきりにブオーンブオーンとか、ヒューンとかピッコピッコンゆってるじゃあないか。ほうほう。
すっと手を伸ばしてコイツに触れ・・・・・・・・・・やめた。
こういうものは触らないほうがいいに違いない。学芸員のお姉さんに注意されたら恥ずかしい。きっと鑑賞どころではなくなるだろう。

くるっと周りを回ってみる。
この多面のどの面にも光文様は展開されているようだ。しかし、なにかしらの規則性があるようで、光文様は全体で一つとみるのがどうやら妥当なようだ。
とか思ってると・・・・


あれ!穴空いてら!

人、出入りしてんじゃん!!

なんだよ~、それを早く言ってくれ~。
正直、「ふ~ん、で?」ってムードだったぞ、俺。
(まあ、予備知識ZEROで挑んだ俺が悪いんだけどね、そりゃ)

中に入れる!って分かって、俄然テンションの上がる俺。
だってこいつほんとに宇宙船みたいなんだもん、ワクワクするさ!

入り口で、係りのお姉さんがクッションを渡してくれた・・・・ということは、コイツは寝転んだりうっかかったりして鑑賞するのだね・・・おお、面白い。いざ中へ!

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(イメージは公式ホームページより)・・・(つまりこの写真の人物is not me.)

中は、このように。
この写真の感じと構造は同じなんだけれど観たのとは違う内容。僕が観たときの作品は、白いラインや点の文様と、黒のバックでの表現だった。
ちょうど、この写真の人の横あたりに傾斜が見えるでしょ?ああいう傾斜にクッション敷いて鑑賞。さながら格好は星を眺めるようだった。

中に入ると音が良く聴こえる。
ギターとかピアノとかではないようだ、やわらかめのブザーのような電子音が鳴る。たまに低い音でエンジンが回転するような音もまじってる。
そいつらが、反響してなかで混ざり合っているみたい。

どうやらこれは音楽ではないみたいだ。
音楽を聴こう!として耳をすますと大変疲れる・・・・リズムがないから。
そう、鳴ってる電子音の音達にはリズムがなかった。
僕は、鳴らされた音から音楽を探そうとするのをやめ、展開される光文様に注視することにした。


光が線を作ったり、点になったり・・・・だいたい5分くらいでテーマが変わってるんだろうか?一定時間を越えると、光と音がカタチを変え、新しいイメージを展開していくようだ。

あるものは、光の線が輪になって、心臓のように鼓動する。ドクンドクンと脈をうってるみたい。自分が心臓の中にいるみたいに感じられる・・・・不思議な感覚。

またあるものは、ブゥーンと例のエンジン音。それに合わせて、光も流れる!
おおお!さてはワープか!!すげぇすげぇ!!

またあるものは、光の線が天井と床の中間辺りで、小さく揺れる。
これまでとちがい、穏やかにゆれる光の線と建物のとんがった造形がまるで大きな木の木陰にいるように感じさせてくれる・・・・・おお、心なしか眠いぞ。

いやあ~。


とても有意義な体験でした。


あとで、レジュメを見てみたら・・・・
シンクロンとは、光・サウンド・建築の共生のこころみだとのこと。時間・光・サウンド・周波数・空間という概念たちを融合させてみましょう、という実験なんだそうな。他にもいろいろ書いてあるけど、難しくってよくわかりません。
でも、体験したからなんとなく伝わるものはある。


僕は、このシンクロン体験して3D映画のことを考えました。


シンクロンの中で、あの木のイメージのあたりなんかほんとにアルファ波出てんじゃないの?ってくらい心地よく感じたし、アレは本物の木陰で寝転んだのと変わんないくらいに思った。

つまり、「リアル」である外界(この場合自然界だけど)にあるものを、人力である程度再現できた(「ヴァーチャル」)、という意味でマジで3D映画あり得るかも!って思わせてもらったのが、すごくおもしろかったです。

ゲイジュツもたまには良いものですね。


長文、お付き合い頂き恐縮です。
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by marusun1224 | 2006-02-07 00:53 | ぼちぼち日記
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